ウィンター・レイン






Category: 26 Wildlife
イエローストーン国立公園、ワイオミング州
時が止まったかのような場所。予告なく変わる風に乗って、雪が広大な大地を駆け抜ける。冬のイエローストーンは、他に類を見ない。荒々しく、容赦なく、広大だ。そして一週間もの間、たった一瞬の瞬間を追い求めることが執念となった。
毎日、夜明け前から始まった。空がまだ暗く、大地はさらに暗い時間帯に。ウエスト・イエローストーンからラマー・バレーの曲がりくねった川まで、旅は時を追うごとに、日を追うごとに展開していった。何世紀も変わらない世界に足を踏み入れたかのような、広大で手つかずの荒野を進みながら。目標は単純に見えた。群れを追跡すること。しかし、それは決して容易ではなかった。
時には、平原を影のように移動する彼らが何マイルも先から見えた。またある時は、雪に残された足跡だけが、彼らがそこにいた証拠だった。雪の中では、すべてがゆっくりと進んだ。機材を所定の位置に運び、膝を雪の吹きだまりに埋め、手袋に深くしまった手でわずかな温もりを取り戻そうとする。長いレンズは敬意を払って距離を保ち、見守り、決して邪魔をしなかった。
何時間も過ぎた。寒さが忍び寄る。しかし、このような魔法を急ぐことはできなかった。バイソンは自らのタイミングで動く。ゆっくりと、意図的に、止められない。雪に覆われ、冬の淡い光を背景に現れるたびに、それはまるで野生の生きた遺物を見ているかのようだった。原初の力。
ある朝、週の後半になって、巨大な影が雪を突き破って現れた。視界にまっすぐに歩いてくる。並んで。蹄が粉雪を踏みしめる。言葉は交わされなかった。シャッターが切られた。ゆっくりと、意図的に。そしてその瞬間、すべてが一つになった。
追跡から生まれたのは、バイソンの条件で、彼らの世界で彼らに会う旅だった。手つかずの野生が自由に闊歩する場所がまだ存在すること、そして、運が良ければ、野生があなたを招き入れてくれる瞬間があることの証。
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